電話での話し方では、リズムと間と言う事が、
非常に重要な要素だと書いた事があります。

今回はもう少し掘り下げて間合い、
間の力について書きたいと思います。

間を辞書で調べてみました。
適当な時機。機会。しおどき。
「間をうかがう」「間を見計らう」
その場の具合。雰囲気。
「間の悪い思いをする」
人との会話がとぎれて、気まずい時間ができる。
間が悪い
「大辞林 第二版」

実に営業と関連する意味合いが多い事に気づきます。

電話でのコンタクトに特化して考えてみますと、

受付の方が誰だろう?と思った時から趣旨を説明する。

電話口の方は、お客様だか営業だか他の要件か分からないので、
躊躇無く話しが進みます。対応も丁重です。
一気に説明します。

こちらがお客様でない事が分かってから、
その件はどう処理すべきかの窓口担当者の
間があります。

この時は、担当者の方へ繋がるか繋がらないかの
分岐点になります。
よく、2秒間の勝負と言われる方もいますが、一瞬の判断ですので、
この間を、うまく利用しなければなりません。

間が悪い場合は、結構ですと簡単に断わられたりします。
ここはテンポの良さでメリットを打ち出して、決して売り込みに
とられないような題材を入れ間を持たす事が重要です。

それでも、必要無いとの事であれば、さっと
嫌な後味を残さずに、引き上げる事が出来ると思います。

タイミングとテンポ、これが重要ではないでしょうか。